ARUNの歩み

アルジュニ・インターナショナル（Arjuni International）は、カンボジアでヘアエクステンションの原料のなる髪の購入、加工、輸出・販売をエシカルなプロセスで行う社会的企業である。創業者のジャニス・ウィルソンはアメリカ出身。ダンサー/振付師と言う経歴から、コロンビア大学ロースクールを経て、カンボジアで当社を起業。

ペルフェックスコム（Perfexcom）は、カンボジアで貧しい農村出身の学生にITトレーニングを提供し、就業支援、起業支援を行う企業。創業者パック・ヨーンは、マイクロファイナンス機関でITマネージャーを務めた後、同社を起業。

ビニート・ライ（Vineet Rai）

アービシュカー・グループ創設者
2001年に妻のスワティ・ライ氏とアビーシュガーを設立。インドにおけるインパクト投資の草分け的存在として、現在では運用資産12億ドルのファンドに育て上げた。2012年10月6-7日に開催された、第1回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

モリー・アレキサンダー（Molly Alexander）

世界的インパクト投資ファンド、アキュメン・ファンド、ビジネス・デベロップメント・マネージャー（当時）。ニューヨークのアキュメンオフィスで6年、インドで2年間の経験を持つ。2012年10月6-7日に開催された、第1回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

ベン・シムス（Ben Simmes）

国際的な社会的投資協同組合、Oikocredit（オイコクレジット） の社会活動及び金融分析調査部門の初代ディレクター（当時）。16年間のマイクロファイナンスの経験から、欧州マイクロファイナンスプラットフォームの代表、オランダ・マイクロファイナンスプラットフォームの議長等を務めている。2012年10月6-7日に開催された、第1回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

フランジパニ・ヴィラ・ホテル（Frangipani Villa Hotel）は、カンボジアの首都プノンペンと、観光地シェムリアップで、環境、エシカルな観光に配慮したホテルを展開する企業。ディン・ソメティリット、チア・チャンテボラ、イー・ソクティリットの3人の若者が共同で創業。

アヌラグ・アグラワル（Anurag Agrawal）
インテレキャップCEO（当時）

インテレキャップはインドのインパクト投資ファンド、アービシュカーのアドバイザリー部門。アグラワル氏は、銀行出身で、インテレキャップではアーリーステージの企業や、マイクロファイナンスを中心に、その支援、育成に努めてきた。第2回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

ミョー・ミン・オー（Myo Min Oo）

ミャンマー・プロフェッショナルサービス創業者、PS ビジネススクール学長（当時） オー氏は、PSビジネススクール学長として未来の起業家の育成に努める傍ら、ビジネスコンペ等を多数主催、ミャンマーにおける起業家の発掘と育成を推進している。第2回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

S V プラサド（S Viswanatha Prasad）

キャスピアン・アドバイザーズ創業者インドのインパクト投資アドバイザリーファンド、キャスピアン・アドバイザーズ（現キャスピアン・インパクト・インベストメント）を2004年に創業、インドでのインパクト投資の拡大と浸透に寄与してきた。第2回ソーシャルインベストメント国際シンポジウムに登壇。

アイキュア（iKure）のミッションは、インド人口の7割を占めるプライマリーヘルスケアのアクセスがない人々に、デジタルテクノロジーを通じて医療を届けること。Community Health Workerを動員し、患者宅への直接訪問を実施する他、遠隔診療プラットフォームとクリニック経営SaaSを提供している。スジャイ・サントラ（Sujay Santra）は、IBM、オラクル等でソリューションアーキテクトを務めた後、2010年にアイキュアを創業。

ドリンクウェル（Drinkwell）は、バングラデシュで地下水のヒ素汚染を除去するフィルターを製造、政府やNGOと連携し、これまでに392か所の浄水設備を提供、357,000人に安全な水を供給してきた。創業者ミンハジ・チャウドリー（Minhaj Chowdhury）氏は、ジョンズホプキンス大学にて公衆衛生学の学士号を取得。2015年にフォーブスの注目すべきアンダー30の社会起業家に選出された。

アワーズ・ディ（Awaaz,De）は、インドで情報過疎住民に、携帯電話の音声で有益な情報を届けるプラットフォームを提供する IT 事業者。CSIチャレンジ1、２ファイナリスト。

ビンタン・セジャテラ（Bintang Sejhatera）は、インドネシアロンボク島で、廃棄物処理・リサイクルを通じ、地域の雇用を生み出し、環境改善を推進する社会的企業。CSIチャレンジ1ファイナリスト。

ユーレックス・ラーニング（Ulektz Learning）は、インドで大学を卒業しても就職機会に恵まれない多くの大学生に対して、学業成績の向上支援、就職後に必要な技術の習得支援、雇用を探している企業への斡旋をICTを通じて提供する企業です。CSIチャレンジ1ファイナリスト。

グリーン・アグレボルーション（Green Agrevolution）は、インドで、「DeHaat」と言うアプリを通じて、小規模農家の生産性及び収益性の向上の為の様々なサービスを提供している企業です。CSIチャレンジ1ファイナリスト。

ワンダー・ツリー（WonderTree）は、パキスタンで障がいを抱える子供たちに、ARを使ったゲームによる教育・能力開発サービスを提供する企業。CSIチャレンジ2ファイナリスト。

グリーンノベーター（Greenovator）は、ミャンマーでGDPの3割を占める農業の生産性向上を目指し、モバイルアプリを活用した農業指導、Eコマースやマイクロファイナンス機関へのアクセスなどのサービスを提供している。CSIチャレンジ2、3ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

エフティ―キャッシュ（ftcash）は、インドで零細事業者向けに、携帯電話を使った即時決済サービスを提供している企業。「ミッシングミドル」の金融包摂を目指している。CSIチャレンジ2ファイナリスト。

カルーム（Khaloom）は、インドで、再生コットンを使い、伝統的な織物を製造・販売する企業。エシカルな調達、生産を手掛けるだけではなく、織物職人の生活向上、伝統技術の継承に寄与している。

ジャニトリ・イノベーションズ（Janitri Innovations）は、地域の医療格差が大きいインドにあって、妊産婦のリモート診断、モニター用のデバイスを開発、地域のクリニック等に提供し、妊産婦、胎児・新生児の健康増進に努めている。創業者、アルン・アガルワル氏（Arun Agarwal）は、大学で電子工学学士、生物医学工学修士を取得、2016年に当社を起業。

インドでは、月経ケア製品の不足や清潔な公衆トイレの不足などの問題によって、多くの女性が不衛生な環境に置かれている。シロナ・ハイジン（Sirona Hygene）は、環境に優しい生理用ナプキン、月経カップなど製品を展開し、衛生関連課題の解決を目指す。創業者ディープ・バジャジ氏は、広告業界などを経て、医療系のスタートアップを立ち上げた後、2016年に当社を設立。CSIチャレンジ3ファイナリスト。

モサビ（Mosabi）は、アフリカ、シエラレオネを中心に、インフォーマルセクターを担う起業家向けのオンライン教育サービスを提供。サービスを利用するユーザーのデータを取得し、金融機関へ共有することによって金融機関の信用評価をサポートすることで、Access to Financeの課題解決を目指す。クリス・チェルウォンカ氏は、コンサルティング会社で金融包摂、フィンテックの経験が長く、2018年に当社を設立。CSIチャレンジ3ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

ジーゲイトウェイ（GGateway）は、パレスチナ自治区ガザ地区でITアウトソーシング事業を展開。ITスキルの教育から職業機会の提供まで一気通貫で行い、ガザ地区に暮らす若者の雇用創出によるエンパワーメントを目指している企業。創業者バスマ・アリ氏はガザ出身。国際NGO等を経て、2015年に当社を起業。CSIチャレンジ3ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

アイファーマー（iFarmer）は、バングラデシュで、アプリとエージェントを駆使し、小規模農家と、投資家、金融機関、保険会社、農業資材・農機販売業者などのサービス提供者や農業指導を行う専門家を繋ぎ、様々な農業支援サービスを行う企業。グローバル・ソーシャルビジネスコンペティション最優秀企業。

スタンド・ウィ・スピーク（StandWeSpeak）は、インドのティーンエージャーを対象に、避妊や予期せぬ妊娠、LGBTQ、性暴力に関して気軽に相談できるAIチャットサービスを提供。また学校などでのワークショップ等を通じ、リプロダクティブ・ヘルスに関する啓発活動を行っている。CSIチャレンジ4最優秀企業。起業家プラットフォーム参加企業。

サーティ（Saathi）は、インドで、竹やバナナの繊維を原料とする生分解性素材で、生理用品を製造。都市圏・富裕層にプレミアム商品として販売、その収益で農村・貧困層に廉価、あるいは無償で生理用品を提供するBuy One Give One Free型サービスを提供している。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

アップトレード（UpTrade）は、パキスタンの農村部で、ヤギなど家畜を引受け、太陽光ポンプや発電システム、農業資材など、生活を向上させる設備・物資と「物々交換」するサービスを提供。コミュニティ単位での農村部のエンパワーメントを推進している。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

レッツエンドース・ディベロップメント（LetsEndorse Development）は、インドで、失業、不完全雇用、パンデミック被災の状況にある女性や若者に対して、起業支援をおこなう。また、起業家の発掘、アプリによる現地語の起業家育成プログラム・事業計画の自動作成、金融へのアクセスなどのサービスを提供、零細事業者のレベルアップ、エンパワーメントを目指す。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

イマグター（IMAGTOR）は、ベトナムで、障がい者に職業訓練を施した上、積極的に雇用（従業員の40%が障がい者）。不動産会社向けの画像・動画サービスを提供している。創業者自身が障がい者で、ハンデを克服する手段としてITの利用に着目、この事業をスタートした。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

グリンゴ（Gringgo）は、インドネシアで、AIデータ解析による、廃棄物の削減、分別の促進など廃棄物処理管理システムの改善を目的としたサービスを提供。AIによるごみの分別は、現在9社のパートナーに提供中、またアプリサービスは、現在インドネシア各地200か所で25,000人が利用中。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

メドイージー（MedEasy）は、バングラデシュでオンライン診察、医薬品の処方・宅配、健康に関する情報を提供。特に専門医療へのアクセスが限られる農村部の人々がターゲット。中間業者の排除により、低価格での医薬品の提供を実現。CSIチャレンジ4ファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

アグリヴィジェイ（AgriVijay）は、インドで、農家に太陽光やバイオガスを利用したポンプや発電機などの生活向上物資を提供している。販売店のフランチャイズ化や、マイクロファイナンスとの連携により、雇用機会や金融包摂にも取り組んでいる。CSIチャレンジ4セミファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

コード・クリサリス（Code Crysalis）は、日本で、企業社員を対象としたITアップキリング研修と、主に外国人を対象とした英語でのIT専門家育成プログラムを提供している。特に女性のリスキリングに積極的に取り組んでいる。CSIチャレンジ4セミファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

コンキャット・テック（CONCAT Tech）は、レバノンを本拠地に、ウェブサイトのデザイン・構築サービスを提供。デザイナー、エンジニアには難民・女性を採用している。CSIチャレンジ4セミファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

ド・アイン（Doh Eain）は、ミャンマーの伝統的建築を保護するための住宅活用事業と、若者によるコミュニティエンゲージメントを高めるための、職業訓練、公共デザイン事業を提供している。CSIチャレンジ4セミファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

秀イノベーティブLABのインド事業として、ラジャスタン州で酪農事業を行っている。有機栽培の牧草地での放牧による持続可能な酪農を目指している。起業家プラットフォーム参加企業。

シャルキ（Sharqi）は、ヨルダンで、難民が製作する工芸品をオンラインで販売、生産者のトレーニングと販路の拡大による難民の経済的自立化を促す。CSIチャレンジ3セミファイナリスト。起業家プラットフォーム参加企業。

シンクゾーン（THINKZONE）は、インドの教育が十分に行き届かないコミュニティで、若者が子供たちの教育者リーダーとなれるよう研修を施し、読み書きや算数などの基礎学力の普及を目指す。グローバル・ソーシャルビジネスコンペティションファイナリスト、起業家プラットフォーム参加企業。

トランソニカ（TranSoniCa）は、ガーナでFeliCaによるキャッシュレスサービスを導入、学園都市での交通機関、商店での支払いのキャッシュレス化と金融包摂を目指す。CSIチャレンジ3セミファイナリスト、起業家プラットフォーム参加企業。

トラテン・グリーンズ（Trateng Greens）は、インドのヒマラヤ辺境シッキムで、地元女性の手作りの石鹸やローションを製造・販売する。製品は地元産のハーブ等を原料とし、地域興しにも貢献している他、雇用機会の限られる女性に、スキルと働く機会を提供している。CSIチャレンジ3セミファイナリスト、起業家プラットフォーム参加企業。