CSI Challenge 1
第1回CSI Challengeは、2016年に開催。"Innovation×Social Challenge For Next Generation"をテーマに、イノベーディブなアプローチでビジネスを通じた社会課題の解決を目指すアジアの社会的企業を広く募りました。
CSI Challengeでは、投資資金と運営資金を、クラウドファンディングや企業からの寄付・スポンサーシップで募ります。今回は、クラウドファンディングで147名の支援者の方々から総額233万円、法人様からのご支援で、308万円を調達しました。
審査員メンバー(順不同、敬称略)
米倉 誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
大野 泉(政策研究大学院大学教授)
加藤 毅(日本産業パートナーズ マネージングディレクター)
菅原 鈴香(JICA国際協力専員 貧困削減)
功能 聡子(ARUN代表)
ファイナリスト企業
ビジネスコンペティションには、アジア8ヵ国から52社が応募。書類選考を経てファイナリスト5社を選定しました。
結果 |
企業名 |
所在国 (URL) |
事業概要 |
1位 |
ステラアップス Stellapps |
インド |
酪農事業向けIoTサービス |
2位 |
アワズ・ディ Awaaz De |
インド |
携帯電話による音声配信サービス |
奨励賞 |
ビンタン・セジャテラ Bintang Sejahtera |
インドネシア |
ごみのリサイクル |
ファイナリスト |
ユーレクズ Ulekz |
インド |
大学生向け電子書籍配信サービス |
ファイナリスト |
グリーン・アグレボルーション Green Agrevolution |
インド |
中小農家向けマーケットプレイス運営 |
優勝企業のステラアップスは、インドで酪農事業向けに、乳牛の健康管理のためのウェラブルや、生乳の成分分析器、温度管理システム等、IoTサービスを提供する企業で、生乳の生産性向上、サプライチェーンの効率化、トレーサビリティの向上に寄与しています。
ARUNは2017年11月に同社に5万ドルの投資を実行しました。
その他の展開について
ファイナリストであり奨励賞に選出されたBintang Sejahtera(インドネシア)のFebri氏を国際女性デーのイベントに招致、Women’s Social Entrepreneurship Conferenceにて世界の女性起業家と共にプレゼンセッションを行う他、ミニMBAセミナーなどを受講しました。