ARUNが投資するインドネシアのスタートアップ「ドゥ・アニャム」の商品を東京でも!
ARUNが支援するインドネシアDu Anyam(ドゥ・アニャム)の商品を取り扱うカゴアミドリの東京にあるリアル店舗を訪問しました(https://kagoami.com)。
Du Anyam(ドゥ・アニャム)は、アプリを用いて農村部の職人と購買企業を繋ぎ、サプライチェーンの見える化や、農村部の職人に対する金融アクセス提供などのサービスを行うインドネシアのスタートアップ企業です。コロナ禍で深刻な問題に直面している途上国の人たちに寄与するビジネスを展開する起業家の発掘・支援を目的として、2020年に実施したCSIチャレンジ3で優勝企業に選ばれました。
東京都国立市の国立駅南口から歩くこと約15分、音大付属学園を過ぎたあたりのちょっとロハスな雑居ビルの2階にカゴアミドリはあります。
オーナーの伊藤あさこさんは、元々ソーシャル系のお仕事をされていたそうですが、より身近で、小さな規模で出来る事をと考えてカゴにたどり着き、2010年にカゴアミドリを開店しました。カゴは、植物から手だけで作られる、原初からの人の営みに近い生産品であることがいちばんの魅力と伊藤さんは言います。
現在取り扱うカゴは、日本を始め世界30か国から集まったもので、できるだけ生産現場に足を運び、作り手と会い、生産工程を見るようにしているそうです。Du Anyamとの出会いは、日本のサポーターからの紹介で、その後創業メンバーのAyuも来日時に来店、今では直接取引をしています。
Du Anyamのカゴは、シンプルなフォルムと凝った編みの美しさで、顧客からの評判もとても良いそうです。カゴは、リソースの少ない途上国で、生産者、主に女性の、重要な収入源になっており、カゴアミドリの事業を通じて、役に立てればうれしいと語ってくださいました。
新型コロナの影響についてうかがったところ、物流が不安定になったり販売機会が減少したりと、作り手への影響は少なくありませんが、一方で暮らし方を見直す流れや、伝統的な手仕事への関心の高まりも感じていますとのことでした。
最後に伊藤さんにDu Anyamと支援者へのメッセージをお願いしました。
「作り手と、それを支援するDu Anyamに感謝しています。そしてその仕事の成果であるカゴを、少しでも多くの日本の人に届けたいと思っています。ARUNとそのサポータ―の皆さまには、引き続きDu Anyamの支援をよろしくお願いします。」