CSIチャレンジ5に、世界23カ国、64社から応募がありました!
4月2日、CSIチャレンジ5の起業家募集を締め切りました。今回は、世界23カ国から計64社の応募がありました。
インドからの応募が最多で13社でした。今回のテーマが「生物多様性」であり、開発途上国における事業に限定されていないことから、日本、米国、カナダ、ドイツ、英国と言った先進国からの応募も多数ありました。地域別内訳としては、日本含むアジアが40社、中東・アフリカが18社、北中南米4社、欧州2社となり、アフリカ勢の応募が増加し地域の熱量を感じました。
(国別内訳:インド13社、ケニア8社、日本、カンボジア、インドネシア各6社、ナイジェリア5社、ウガンダ、米国、バングラディシュ各2社、マレーシア、ミャンマー、香港、ベトナム、スリランカ、ネパール、パキスタン、レバノン、チュニジア、ジンバブエ、ドイツ、イギリス、カナダ、エルサルバドル各1社)
【書類審査を実施】
締め切り後に実施した書類審査では、各事業について、生物多様性への視点があるか、農民のエンパワーメントを目指すために、生産性・効率性一辺倒になっていないか等、これまでのCSIチャレンジでの選考会にも増して多角的な議論が行われました。
1.書類審査メンバーによるスコアリング実施(応募要件、ARUN投資ガイドラインの項目、および生物多様性への貢献度等に基づき評価)
2.スコアリング結果に基づく審査(各審査メンバーによるスコアリング結果に基づき、生物多様性への貢献度等について議論し、書類審査の合格企業を決定
ARUN会員、インターン、スポンサー企業(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー様)からの参加者(計16名)
【選考会の様子】
応募企業には農業関連の事業が多く見受けられました。有機農業や土壌改善といった農業関連以外の事業としては、廃プラスチック、海洋プラスチックの再利用、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー、エシカルファッション、エコツーリズム等の事業がありました。
今回は日本国内からも募集した結果、計6社の日本企業から応募がありました。
【20社のセミファイナリストを選出】
一次選考の結果、20社のセミファイナリストが選出されました。ヒマラヤ山麓で人工氷河による水資源の保全を推進する企業、獣害対策により人と自然の共生を目指す企業など、国、事業、生物多様性へのアプローチもバラエティーに富んだ顔ぶれです。これから各社にオンラインインタビューを実施し、最終審査会に向けてファイナリスト企業の選出を行います。
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