社会起業家が「カネ」を調達するために
アメリカと比較して起業家が少ないと言われがちな日本ですが、ここ10年ほどで起業する若者が増え、日本でも様々なベンチャー企業が新しいサービスを社会に提供しています。
企業が成長するには、4つの要素が必要です。「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」です。
途上国の起業家も、同じです。
ARUNは社会的投資を通じて、起業家へ「カネ」を提供し、ARUNにできる限りの「情報」を伝えて、起業家をサポートしています。
日本の起業家は、いくつかの方法で、起業直後の資金を調達します。
①自分の懐から出す
②親、親戚、友人から借りる
③銀行・公庫の起業・創業支援の融資を受ける
④エンジェル投資家や知り合いのベンチャー・キャピタルから出資してもらう
途上国の起業家たちも、似た方法で資金を調達して、事業を開始し、人々にサービス・製品を提供しながら、事業を大きくしていく方法を模索します。
しかし、途上国では、「③銀行・公庫の起業・創業支援の融資」の仕組みなかったり、「④エンジェル投資家や知り合いのベンチャー・キャピタルからの出資」を受けるための情報や信頼を得ることが、日本よりも難しいという状況があります。
さらに、社会に対して貢献することを理念に掲げる社会起業家の事業は、短い期間で成長したり高い利益率を確保することが難しいため、投資家にとって魅力が薄くなりがちです。
ARUNは、こういった社会起業家に対して、投融資を行い、起業家と共に事業を育てていくことを大切にしています。
今回、「社会起業家コンペティション」のファイナリスト5社は、インド・インドネシアにおいて、素晴らしい事業を展開しています。
ARUNも彼らのような社会事業家と共に歩み、途上国の人々がより豊かな生活を送れるようになればと願っています。
この「社会起業家コンペティション」を成功させるため、どうぞ応援のほど宜しくお願いします!