CSI Challenge 6
CSI challenge 6のテーマは、前回CSI5で取り上げた生物多様性の重要性を引き続き意識しながら、ネイチャーポジティブな社会の実現への想いを込め、「自然と響き合う私たちの社会」としました。最優秀賞には、使用済みの漁網などの廃棄物を回収し、建設資材等の新しい素材へアップリサイクルを行う、『Parongpong RAW Lab』が選ばれました。
CSIチャレンジ6では、前回の「生物多様性」の重要を踏まえ、自然と響き合う私たちの社会をテーマとして世界の起業家からの応募を受け付け、ビジネスコンペティションを実施。ARUN Seedが書類審査、インタビューなどを経たファイナリストを選考し、外部有識者を審査員に招いて最終審査会にて優勝企業を決定しました。
CSIチャレンジ6には、自然と人間社会が調和しながら発展する、ネイチャーポジティブな社会の実現に取り組む世界26ヶ国、103社から応募がありました。2025年5月26日に開催された最終審査会では、5ヶ国、6社の起業家がファイナリストが参加。審査員として招かれた各分野の専門家が、課題解決のインパクト、ビジネスの持続可能性、ネイチャーポジティブ社会への取り組み等を含む審査基準をもとに審査を行いました。会場には対面、オンライン合わせて100名を超える観覧者が集まり、終始、熱気とインスピレーションに溢れるイベントとなりました。
CSIチャレンジの投資と運営資金調達のためのクラウドファンディングでは、397名の方々から、総額約647万円のご支援を頂きました。
| 米倉 誠一郎 | 法政大学大学院教授、一橋大学名誉教授、一般社団法人 Creative Response Social Innovation School 学長 |
|---|---|
| 小林 味愛 | 株式会社陽と人(ひとびと)代表取締役 |
| 木越 純 | バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ東京支店副会長、London Business School Alumni Council、国際基督教大学法人評議員 |
| 西 廣淳 |
国立環境研究所気候変動適応センター 副センター長、東京大学農学生命科学研究科 連携併任教授。博士(理学) |
| 辻本 令 | デロイト トーマツグループ パートナー |
| 田中 祐太郎 | JICA企画部サステナビリティ推進室 主任調査役 |
| 功能 聡子 | ARUN Seed 代表理事 |
| 獲得タイトル | 企業名、国 | 事業概要 | URL |
|---|---|---|---|
| 最優秀賞 |
Parongpong RAW Lab 、インドネシア |
漁網などの廃棄物を新しい素材へとアップリサイクル |
https://parongpong.com/ |
| 二位 |
Ladakh Basket、インド |
オーガニックで伝統的な製品を販売 |
https://ladakhbasket.com/ |
| デロイトトーマツ賞 金賞 |
Azura IDN、インドネシア |
小規模ボート向けの電動エンジンを開発・販売、小規模漁師コミュニティを支援 | https://azuraindonesia.id/ |
|
YG(ヤングジェネレーション賞) |
Zuhura Solutions 、ケニア |
太陽光発電とバイオエタノール調理器を組み合わせたストリートフード屋台を開発・販売 |
https://zuhurasolutions.com/ |
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YG賞に関する説明 |
ARUNの学生インターンたちが、 ①独創性 ②若者を巻き込んでいるか ③未来を作っているか の3つの観点から評価した初の賞 |
| 企業名、国 | 事業概要 | URL |
|---|---|---|
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SOLO LANDSCAPES 、カンボジア |
エコツアー関連の持続可能な観光の展開 | https://sololandscapes.co/ |
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Endangered Wildlife OU、 エストニア |
生物多様性をビジネスと金融に統合 | https://www.endangeredwild.life/about |

| 本社 | インドネシア |
|---|---|
| 事業内容 | 漁網などの廃棄物を新しい素材へとアップサイクル |
| URL | https://parongpong.com/ |
Parongpong RAW Lab では、インドネシアを拠点に、使用済みの漁網等を回収し、水熱技術を利用して軽量で扱いやすい建築資材にリサイクルし、販売しています。
本事業は、サンゴ礁を含む重要な海洋の生態系を破壊していると言われている漁網の廃棄量を削減し、生物多様性の保全に貢献しています。また、漁網回収ビジネスを通して、漁業コミュニティの雇用創出・収入向上につながっています。
この事業を通じて120トンの収集された残留廃棄物を建築素材に変えてきた実績があります。